鈴木光司『らせん』感想レビュー! 貞子の恐怖ふたたび!スケールアップを果たしたリングシリーズ第2作!

こんにちは、もしかめです。今回は鈴木光司さんのリングシリーズ2作目、『らせん』の感想レビューです。

今作は『リング』の続編のため、前作の内容に触れていきますので、未読の方はご注意ください。

あらすじ

幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。…「リング」とは?死因を追う安藤が、ついに到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。

史上かつてないストーリーと圧倒的リアリティで、今世紀最高のカルトホラーとしてセンセーションを巻き起こしたベストセラー、待望の文庫化。

感想レビュー

前作『リング』で、浅川と竜司が見つけたかに見えた呪いを解くオマジナイ。しかし、貞子の呪いは終わらない−。

竜司の遺体から現れた『リング』というメッセージ。解剖医の安藤と友人の宮下はその謎に迫りますが、呪いの元凶であるビデオテープは消滅。ビデオを媒介としたはずの貞子はどうなったのか?

竜司の傍にいた高野舞の原因不明の失踪。安藤の前に現れる謎の女…。そして調査を続ける安藤と宮下の身にも異変が…。

人類およびウイルスの進化の過程にも触れながら貞子の真相に一歩ずつ近づいていく2人。その2人が辿り着いたのは、世界すら揺るがしかねないとんでもない恐怖でした。

リングシリーズはホラーとミステリーの要素がバランスよくミックスされている点が非常に良いのですよね。ミステリー要素強めだった前作に対して、今作はホラー割合が結構強め。途中、何度も背筋がゾワっとするような感覚を味わいました…。

前作同様、最後は若干アクロバティックな展開もありますが、救いようのない絶望的なラストがとにかく最高です。貞子の登場回数(?)も前作より多く、貞子ファンの方はより楽しめる内容だと思います。

1作目、2作目と作り込まれた世界観とプロット、疾走感で非常に満足出来たリングシリーズ。すっかりハマってしまいました。次作『ループ』も期待しています。

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

鈴木光司さんのその他作品はこちら↓

鈴木光司『リング』感想レビュー ジャパニーズホラーの金字塔!貞子の恐怖を小説でもう一度

もしかめ

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